現在使用されているインプラントの大半がチタンという金属でできています。
チタンは他の医療器具や腕時計、アクセサリーなどに使われる事も多い為、チタンがアレルギーを起こしにく、人体に優しいという事をご存知の患者様はいらっしゃるかもしれません。
ですが、インプラントの素材がチタンなのにはもうひとつ大きな理由があるのです。
それはチタンが人間の骨と化学的に結合する性質を有していることです。
骨と土台であるインプラントが直接結合するので、その上に被せた歯で物を噛んでもその力に負ける事無くインプラント体が維持されるのです。
これは、スウェーデンのブローネマルクという人が骨折させた犬の足の中にチタン製の小型カメラを埋め込み、骨の治る過程を観察する実験中にカメラが骨とくっついてしまい、偶然チタンと骨が結合することを発見したのです。
このチタンと骨の化学的結合をオッセオインテグレーションと言います。

