レーザー治療
レーザー治療のメリット
レーザーでの歯科治療には多くのメリットがあり、子どもや高齢者の方などでも安心です。ストレスのない治療が受けられます。

- 麻酔なしでの治療が可能。
- 止血作用があり、出血が少ない。
- 術後の疼痛が少ない。
- 治療期間が短縮できる。
- 副作用が少ない。
レーザーの性質
レーザーは英語の「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation」の頭文字をとった言葉です。「光放射の誘導放出による光の増幅」という意味を持っています。ある光源から光を1色だけ取り出し、特定の媒質を通してエネルギーを増幅させた人工の光です。

太陽光などには多数の色が含まれていて、光は360度全ての方向に拡散しますが、レーザーはそれらの光とは全く違った性質を持っています(右図)。
- 1色(単一波長)です。
- 位相(波の大きさや幅)が一定しています。
- 進む方向が同じです。
光が拡がらず一方向にのみ進みますから、そのエネルギーは一ヶ所に集中でき、増幅させると非常に高いエネルギーが得られることにもなるのです。位相が一致していますので干渉性(障害物があるとすぐ干渉を起こす性質)にも優れています。レーザー光の応用範囲は広く、様々な分野で活躍しています。
炭酸ガスレーザー
レーザーに使われる媒質(外部からのエネルギーで、特定の波長だけを放出する材料)は大まかに気体、液体、固体、半導体の4種類に分けられます。
歯科でも何種類か利用されていますが、中でもCO2(炭酸ガス)を媒質としたレーザーは、歯周疾患など軟組織の治療に最適。臨床例も多く、安全性が確認されています。

歯肉の70%以上は水分です。CO2レーザーは水分への吸収性が良いので、軟組織に照射すると表層で吸収。瞬時に高温となり、生体の蒸散をもたらしますので、周囲組織への損傷がほとんどありません。レーザーの種類によっては、深部まで透過するものもあり、用途が異なってきます。
レーザー治療の症例
咬傷による歯肉の腫脹
「腫れてきた、膿が出る」などの症状も出血が少なく、処置できました。術後の痛みも少なくてすみます。
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|---|---|---|
| 術前 | 術直後 | 術後 |
歯肉の切除
進行した歯周病などの病変を切除します。麻酔なしでの治療。術中は多少のチクチク感がありますが、術後の痛みは少なくなります。黒く炭化している部分は2~3日でとれます。
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| 術前 | 術直後 | 7日後 |
歯肉の黒ずみ
色素の沈着で黒ずんだ歯肉が健康なピンク色に回復します。通常、表面麻酔のみで、術中、術後の痛みはありません。(写真は比較のため半分だけレーザーを照射しています。)
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| 術前 | 術後1ヶ月 |
その他
口内炎の治療、抜歯後の止血など色々なケースで用いられています。










